自律神経失調症

自律神経とは?

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経は活動するときに働く神経です。

例えば、仕事をしている時、家事、育児、運動、勉強などをしている時に活動する神経です。

交感神経活動モード(心拍数の増加、血管の収縮、筋肉の収縮)では、何かあってもすぐに反応できる態勢になっています。

 

副交感神経は寝ている時のように休養している時に働く神経です。

寝ている時が副交感神経の働きが最も盛んになります。

その他にもゆったりした気分でリラックスしている時に働きます。

新陳代謝を高め疲労の回復、けがなどの修復などを行って元気な身体に戻す神経です。


交感神経と副交感神経の働くリズムが狂うと、自律神経失調症になると言われています。


現実には原因の分からない、いくつかの症状を持っている人は、全部ひとまとめに自律神経失調症として、患者さん自身の問題に帰結するようにされています。

多くの場合、すぐに「ストレスが原因です。」と言われてしまい、精神安定剤や自律神経の薬を処方されるだけで根本的な解決にならないと考えます。

自律神経失調症とは

原因の分からない様々な症状が現れているものをひとまとめにし自律神経失調症と呼んでいます。

その症状は次のようなものです。

 

・めまいや耳鳴りが良くある

・立ちくらみする

・頭痛・片頭痛が良くある

・やけにまぶしく感じる

・不眠(寝ても寝たりない)

・怖い夢をよく見る

・寝つけない

・慢性的な疲労感

・あさ、起きた時に疲労感がある。

・だるさ、全身の倦怠感

・ちょっと仕事をするとすぐ疲れる

・仕事をすると疲れ切ってしまう等

・動悸、顔の火照り

・心臓がいきなりはやくなったり、脈拍が飛ぶようなことがある

・息苦しくなる時がある

・胸や心臓が締め付けられるような感じがある

・良く息切れしやすい

・動かないのに息切れしやすい

・夏でも手足が冷える時がある

・夜、寝るときは暑くて眠れない

・手足がダルク感じる

・冬に手足が紫色になる

・気候の変化に弱い

・身体が急に暑くなったり寒くなったりする

・胃の調子が悪い(お腹がすかない、胸やけ、)

・食欲がわかない

・良く下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す

・肩こりや腰痛がなかなか治らない

・吐き気がすることが良くある

・咳が良く出る

・食べ物が呑み込みずらい

・喉が狭くなって呼吸しにくい

 

 

精神的な症状としては何もないのにイライラする。
常に不安感が付きまとい、落ち着かない、憂鬱になる。
いつもクヨクヨする、ちょっとしたことでも気になって仕方がない。
友達と一緒にいても、一人疎外感を感じる、落ち込みやすく、すぐにカーとなる。
やる気が出ない。
感情の起伏が激しく、常に焦りを感じる。
何をするにも緊張してうまくいかない。

などです。

これらの症状が5~7以上あれば自律神経失調症の可能性があると言われています。(健康倶楽部参照)

 

むつみ治療所での自律神経失調症の改善法

むつみ治療所では、「自律神経失調症という病気は無い」と考えています。

不定愁訴と呼ばれる沢山の症状の中のいくつかを同時にお持ちなだけだと考えます。

 治療例

むつみ治療所に来られた患者Iさんも、自律神経失調症という病名で「頭が痛む・寝付けない・胸が締め付けられるような感じがする」などの症状を訴えられました。

その中で最もつらい症状から取り除くよう治療を進めていきます。

Iさんは「いつも胸が締め付けられているようで息苦しいのが一番つらい。」と言われましたので胸から治療を始めました。

触って診ると、呼吸筋が緊張して固くなり、息を吸っても胸がほとんど動きません。

特に左胸は動きませんでした。

数回の治療後、肺を整え呼吸筋を緩めて大きく呼吸しても、左右の胸が同じように動くように調整することが出来ました。「あ~息が出来る、気持ちいい」と言って帰って行かれました。

その翌日、「先生!昨日はとても気持ちよく寝れました、爆睡です。頭もすっきりしました。」と電話で報告がありました。

Iさんはその後もきちんと治療に通われ別人のように元気になられました。

 

 

このように、自律神経失調症といった漠然とした病名がついていても怖がることはありません。少し時間がかかるかもしれませんが普通の治療と同じように頭が痛ければ頭痛の治療、胃が悪ければ胃の治療、すべて原因があるのです。

一つ一つの症状に対応した施術を行い最終的に嫌な症状が無くなるようにします。

原因から治療しますから、どんどん改善され不定愁訴と言われる沢山の症状が消えていきます

Iさんの場合、頭と胸郭は密接な関係があり、息苦しさと睡眠も密接な関係があるので肺・呼吸筋を整えると全体が良くなりました。

 

病名にとらわれていては治るものも治りません。

現実に患者様が苦しんでいる、様々な症状がすべてです。
自律神経失調症で治療を受ける時、治そうという気持ちをしっかり持って、しっかり言われたことを守ってください。

そうすれば症状が1つずつ、あるいはまとめて改善されていきます。

むつみ治療所では、根本的な原因を取り除くため、患者さんの「氣」の波動を感じ、身体の変化を感じ取ることから治療が始まります。

 詳しくは当院独自の治療法:合気気功整体とは をご覧くださいませ。

 住所:鹿児島県鹿屋市新川町177番35 

    電話:080-5469-5715

 

 

鹿屋警察署交差点、靴屋さんの方に入っていきます。
 しばらくまっすぐ進むと2階建てのピンクの気功整体むつみ治療所があります。
 駐車場は治療所の前に広い駐車場があります。