背中の痛みは、主に3つの原因が・・
中学三年生のA君の症例で説明いたします。
中学三年生A君が背中が痛いといってお母さんと一緒に来院いたしました。
とりあえずベットに座ってもらい、背中を触るとカチンカチンです。
動きのバランスをみるため、左右にねじったり、前後、左右に倒してみました。
少し前かがみにするとベットから飛び出します。何か前方から引っ張られているようです。
重心が頭の方まで上がって前にあります。
重心が頭まで上がり、前に在るため、前に倒れそうになるのを防ぐように背中の筋肉が必死に後ろに引っ張っています。これが背中の痛みの原因です。
ヤジロベエは何もせずとも真直ぐに立つことが出来るが、頭に重りを付けると前に倒れます。それが彼の状態です。
これでは机に座って10分もしないうちに、肩から背中がパンパンになり、辛くて勉強の能率も下がります、頭にも入りません。
丹田を操作して重心を下げると背中の痛みはほぼ無くなりました。重心は戻りやすいので継続して来て欲しいと言って一回目の治療を終わりました。
お年寄りが転びやすくなったり、手すりを持たないと歩けなくなるのは、重心の上昇が大きな原因の一つです。
根本的な原因を取り除くために、患者の波動を感じ、治る場所を探し出すところから治療が始まります。
ついでですが、彼はバスケット部員でした。
私「バスケットは腰を低くして構えるでしょう。その構えからパッと前に動けなかっただろ?後ろにはすぐにさがれたでしょう?」
彼「え~、分かるんだ~!確かにちょっと身体を起こしてでないと動けなっかった。後ろは得意だった。」
「重心を下げたから前もスッと動けるようになっているよ。」と話しておきました。
これは重心の位置が身体の前にあるので、少し身体を起こして重心が身体の中心くるようにすると動けるという事です。そのまま前進すると前に倒れてしまいます。
後日、彼から「すごく動きやすくなった!」と喜びの報告がありました。野球では、重心が前にあれば外角に弱く内角に強い選手になります。重心が低いと一郎選手のようにオールマイテイな選手になることが出来ます。
身体の重心・歪みはスポーツにも密接に関わってくるお話です。しっかり改善していきましょう 。
背中の痛みは、肺、胃、心臓、すい臓、肝臓、胆嚢などと深い関係があります。
背中の痛みが危険な病気の赤信号や黄信号のこともあります。
高校2年生のサッカー部の男子生徒が「左の背中から肩が痛い」と行って来られました。
きちんと「氣」で調べると、心臓の不調で来ている痛みと分かりました。それにあまりにも不整脈がハッキリと感じられたのでご両親に、「これは心臓からくる痛みです。不整脈も酷いです。」とお知らせしました。
直ぐに病院に行くと即日2か月の入院になったそうです。
背中の痛みの原因になっている骨の歪みや筋肉靭帯の歪みを取り除いていくことで背中の痛みは無くなります。
背中の痛みだけでなく、ほとんどの痛みは多かれ少なかれ内臓の不調と重心が複雑に関わっています。
それを糸をほぐす様に1つ1つ丁寧に施術します。
確実に痛みが取れ、身体が楽に 鹿屋市 K・S
背中から胸までの痛みが取れず久しぶりに治療に伺いました。
やっぱりすごいなあと思いました。
確実に痛みが取れ、身体が楽になり
身体の変化とともに、心も前向きになれます。
これからも定期的に通って基礎体力の向上に努めたいと思います。
「継続は力なり」ですね。
良くなったからと言ってやめるのではなく
定期的に通ってみて頂くのが一番だと思います。
住所:鹿児島県鹿屋市新川町177番35
携帯電話:080-5469-5715
鹿屋警察署交差点、靴屋さんの方に入っていきます。
まっすぐ700m進むと2階建てのピンクの気功整体むつみ治療所があります。
駐車場は治療所の前に広い駐車場があります。