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線維筋痛症

線維筋痛症とは、全身や体の一部に強い痛みが生じる、慢性の病気です。

原因は全くわかっていません。

先日二人目の線維筋痛症の患者さんが来られました。

大変目珍しい病気で1:4の割合で女性に多く、特定の場所に痛みが出る辛い病気です。

原因はわかっていません。

特に難病の繊維筋痛症は現代の医学では治療法が無く、痛みを和らげる薬が少しあるだけです。

 

東洋医学では、病名で治療法を決めません。

 

それと、私は「神様にミスはない!」と信じています。

 

 

痛みのある場所は必ず身体に異常がありす。ただ、それが分からないだけだと考えています。

線維筋痛症の患者を診るのは2例目です。1例目の方は今も通院中です。

少しずつ症状が和らいできています。

 

2例目では下図のように背中が最もつらい、ということで背中から治療していくことにしました。

背中を触ると右の背中も左の背中もカチカチに凝っています。

肝臓を調べると肝臓が腫れて大きく肥大しています。

氣で肝臓を賦活・活性化すると肥大した肝臓が縮小します。

治療前に赤の点線で肝臓の大きさを調べ、治療後に黒の点線で大きさを調べました。

ちなみに赤い線は肋骨の位置です。

左の背中の痛点は心臓を同じようにして活性化させると背中は楽になったそうです。

 

背中の次に膝が痛いということで膝も診たところ膝にも異常がありました。

これで膝の痛みも改善することが出来ます。

異常が無ければ直すことは出来ませんが、異常があれば改善することが出来ます。

 

 

私は「神様にミスはない!」と信じています。

痛みが有れば必ずそこには何かしらの異常があるはずです。

痛みは身体を守るための信号です。しっかり調べれば異常がありその異常の原因を取り除いていけば

良い結果が出てきます。

 


線維筋痛症の情報を下に載せておきます。

ご参考にしてください。

線維筋痛症の主な症状

線維筋痛症そのものが命にかかわることはないものの、痛みが続くことから生活に支障が出ることがあります。

線維筋痛症の詳細な原因は不明。ストレスがきっかけとなり発症も

線維筋痛症の詳細な原因や発症のメカニズムは、2018年2月時点では明らかではありません。痛みを訴える部位を調べても明らかな異常がみられず、原因不明の痛みとして診断されることもあります。

(実際には異常があり。無いと治療の仕様がありません。)

2018年2月現在、線維筋痛症の発症原因の仮説として脳の中枢神経系の機能障害が考えられています。また、線維筋痛症の発症や痛みの感じやすさには、遺伝的な要因が関与しているのではないかとの仮説 もあります。

発症のきっかけには、心身のストレスが考えられています。なんらかの感染症や手術、外傷(けが)といった身体的なストレスから、不安や抑うつなどの精神的なストレスまで、発症のきっかけとなるストレスの原因はさまざまであることが報告されています。

線維筋痛症の患者数と男女比

2011年に発表された調査結果によると、線維筋痛症の有病率は2.1%と推計されています1)

男女比は女性のほうが多いといわれており、先の2011年発表の調査結果では、男女比1:1.6、2007年の職域集団調査2)では男女比1:4、2003年の厚生労働省研究班の全国疫学調査3)では男女比1:4.8と、いずれも女性のほうが多い結果となっています。

 

線維筋痛症の主な症状は体の痛みと筋肉や関節のこわばりです。そのほかに、疲労感、睡眠障害、うつ状態などを伴うことがあります。

体の痛み

全身の広い範囲、または一部に強い痛みが生じます。痛みが起こる箇所は肩、背中、腰、おしり、足、首、あご、腕などです。前日までとは違う場所が痛み、痛みが転々と移るように感じることもあります。

痛みの感じ方も患者さんによりそれぞれです。「血管のなかをガラスが流れるような痛み」「電気が通るような痛み」というように激しい痛みを感じる方が多いようです。一方、鈍痛を訴える方もいます。

痛みが毎日続く方もいればそうでない方もいますし、季節や天候によって痛みの度合いが変化する方もいます。

このように、痛む場所が時期によって異なったり、痛みが断続的に生じたりすることから、患者さん自身も周囲の方もこの病気を理解しにくいことがあります。

筋肉や関節のこわばり

筋肉や関節がこわばり、体を動かしにくく感じることがあります。こわばりの症状は関節リウマチと似ていますが、関節リウマチと違って関節の腫れや変形はみられません。

主症状に伴う症状―疲労感、睡眠障害、うつ状態など

線維筋痛症の主な症状である体の痛みとこわばりに伴って、疲労感や睡眠障害、うつ状態などがみられることがあります。

痛みに伴って疲労感が生じると、日常生活に支障をきたすことがあります。そのほか、痛みや痛みによる不安から睡眠障害に陥ったり、うつ状態となったりする場合があります。